ウエディングプランナー資格の種類

ウエディングプランナーにはいくつかの資格があり、その取得方法も国内で受験できるもの、留学先でも受験できるものなどがあります。
ウエディングプランナーとして仕事をしていく上で、資格の取得は必須ではありません。しかし、ウエディングプランナーに関連する資格を取得しておくことにより、ブライダル業界で仕事をしていく上で活用できるばかりでなく、就職時にウエディングプランナーとしての採用試験を受ける場合にも、そのスキルを証明するものとなるため、より有利に働くこともありますし、また、フリーランスのウエディングプランナーとして活躍していく際に、信用を高めたり、あるいは仕事を獲得したり取引先を増やしていく上でのメリットになったりすることがあります。
ウエディングプランナーの資格は、国家資格ではありません。取得できる資格は各ブライダル関係団体、協会等による民間資格になります。
ここでは、日本で取得できたり、あるいは日本で一般化しているウエディングプランナーの民間資格にはどのようなものがあるか、またどのような違いがあるかについて見ていきたいと思います。
●日本ブライダル文化振興協会(略称:BIA、Bridal Institutional Association)認定資格
日本ブライダル文化振興協会が指定する学校、専門学校、ブライダル業界やホテルなどで働いている方々が対象になる資格です。日本ブライダル文化振興協会に関連する資格は以下の通りです。
○アシスタント・ブライダル・コーディネーター検定(略称:ABC検定)
 アシスタント・ブライダル・コーディネーター検定は、専門学校の学生が主に受検する資格です。
アシスタント・ブライダル・コーディネーター検定試験には実技がないため、これまで業界での実務が未経験の方でも座学でしっかり知識を身につければ十分合格できるので、ブライダル業界への転職などをお考えの方にとってはブライダル業界未経験者ではあってもブライダルコーディネーターとしての知識が備わっていることを示す上で有効となるため、有利に活用できます。
アシスタント・ブライダル・コーディネーター検定では、実務知識の理解力が試されます。
アシスタント・ブライダル・コーディネーター試験に合格することで、次のステップである『BIAブライダル・コーディネーター』の受験資格を得ることができます。
アシスタント・ブライダル・コーディネーターの受験対象者は、
①日本ブライダル文化振興協会会員のホテル・観光系専攻専門学校、大学の2年次修了予定者であること。
②日本ブライダル文化振興協会会員企業の従業者であること。
③上記のいずれかに該当するか、または公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が認定した者
とされているため、ブライダル系の専門学校に通われて、そこから就職を目指す未経験者にはとっておくべき資格と言えそうです。
毎年1月頃に試験は行われます。
検定料は2017年5月現在は3,610円とされています。
試験時間は60分です。国家資格等に比べると、さほどボリュームの大きい試験ではないので、比較的受験しやすい内容と言えそうです。
 ○BIA認定ブライダル・コーディネーター
『BIAブライダルコーディネーター』は、日本ブライダル文化振興協会が主催する養成講座を修了することで、その資格を取得できるものです。
ブライダル業界への就職を目指す学生や社会人向けのもので、BIAが認定するアシスタント・ブライダル・コーディネーター資格を取得したものだけが受講できる、BIAブライダルコーディネーター養成講座を修了することで資格認定されます。
ブライダルの仕事をするうえで必要な実務知識や具体的な接客技術を学びます。
ブライダル業界の現在の課題や問題点をBIA側が毎年確認しながら、そうした課題を解消出来るような講師陣を、学識経験者や各界の文化人及び専門家の中から選定し、優秀なブライダルコーディネーターを育成するための講座として毎年ごとにアップデートされた内容を受講者に伝えていっています。
講座の内容は、これまでの受講者に行なってきているアンケート調査の結果や講師評価、講座への要望などを次回以降のカリキュラムを作成する際に取り入れるなど、時代の要望と時流を意識した内容となっており、講師陣もブライダル業界のみに限らず、ホテル、礼法、マーケティングなど、様々な業界の一流講師を招いての講座となることから非常に価値の高い学びを得ることが可能になります。
また、講座では、受講者のあいだでコミュニケーションを図るために、グループワークやブレインストーミング、交流会などの参加型の学習方法を組み入れていることから、受講者同士の横の繋がりができたり、交流のきっかけになることもあり、業界の中で情報交換や新しい刺激も得ることができるようです。
受講期間は3日間にわたり、この他に修了式が後日あります。全講座を受講し、全レポートを提出して、その上で修了試験に合格した受講者には、BIA資格修了証書と修了証書携帯用カードや認定バッジ、BIA認定ブライダルコーディネーター在籍証明書が発行されます
●全米ブライダルコンサルタント協会(略称:ABC協会、Association of Bridal Consultants)認定資格
アメリカのコネチカット州を本部とし、ブライダル業界で活躍する方々のプロ組織であり、国際的に活躍するブライダルプランナーを認定、支援する団体です。
アジアにおいては、日本にもオフィスがあり、他に韓国、香港にもオフィスがあります。また、日本オフィス主催の認定資格として、ブライダルプランナー検定1級、同2級があります。
この検定試験はブライダル業務において実務経験を持たない人や、実務担当者として2年以上の経験がない方が主な対象で、言わば初心者向けの資格といえます。
ブライダルプランナー検定については受験資格はないため、誰でも試験を受験することが可能です。
そのため、ブライダル業界へ就職を希望する学生やブライダル業界への転職を希望される社会人の方たちが幅広く、また数多く受験しています。
日本の企業や団体が主催しているウエディングプランナー向けの短期留学講座で取得できる資格の大半はABC協会のブライダルプランナー検定です。
ブライダルプランナー検定1級に合格することができれば、全米ブライダルコンサルタント協会が認定するプロフェッショナル資格への最初のステップと言える、『アシスタント・ブライダルプランナー』資格試験を受検することができるようになります。
さらに、その上には上級資格の『プロフェッショナルブライダルコンサルタント資格(ABC Professional Wedding Planner Program (“PWP”))』があり、より向上心を持つ方々は上級資格を目指し努力を重ねていくことが可能です。
プロフェッショナルブライダルコンサルタント資格を取得するためには、三年以上の実務経験が必要となるため、ブライダル業界で現役で働いている方々がさらなるステップアップやキャリアアップを目的として受験する資格と言えるでしょう。プロフェッショナルのウエディングプランナーとしてのサービスや対応力を提供できるか、また実務能力が十分な水準に達しているかを資格取得の際には問われます。
その他、ウエディングスビューティフルジャパン認定資格や、IWPAJapan認定ウエディング資格などのウエディングプランナー向けの民間資格が日本にはあります。資格を取得する事でお客様や会社からの信用を向上させる事ができるでしょう。
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